認知の歪みとは、ネガティヴな感情になりやすい非合理的な考え方のクセのことを指します。
僕自身、対人不安に関しては昔より認知の歪みがマシになったなぁという実感が。瞑想したり、色んな本を読んだり、実際に成功体験を積んだり、色々なことが影響しているんだと思いますが、別のポジティブな考え方を何度も意識的に繰り返したことも大きかった気がします。
この記事では、そんなポジティブな考え方も提案していきます。少しでもラクになれるような考え方を見つけていただければ幸いです。では見ていきましょう。
目次
認知の歪み6項目
ここでは、人と話をした後「うまく会話できなった」「また緊張してしまった」「やっぱり人といても楽しめない」と考えているケースを想定して例を示しています
全か無か思考
物事を0か100かで考えてしまう傾向のこと。
例:「うまく会話できなかった」「また緊張していた」
- その会話の時、ずっと緊張して話せてなかったのか?少しは楽しめた瞬間もあったのではないか?
- だいたいできてた!できてたところもたくさんある!
過度の一般化
たった1回の出来事をすべてのケースに当てはめて考えてしまうこと
例:「次もうまく会話できないに違いない」「緊張するに違いない」
- そうとは限らない。普通にリラックスして話せたことも、今までの人生で何度もあった。
- たまたま、たまたま!良かった時もある!すべては、変化してる。
破滅的思考
大変なことになってしまうと考えてしまうこと
例:「人とうまく関われないのは重大なことだ」
- うまく関われなかったらどういうことになる?あまり人と関わらないような仕事を選んだり、何か対処法はないのか?
- 大丈夫、大丈夫!別に何も起こらない。死にはしない。
拡大解釈と過小評価
良かったことを無視し、悪かったことを大きく捉えること
例:「ずっと緊張していた」「全然うまく話せなかった」
- できてたこと、良かったことは全くなかったか?落ち着いている瞬間は一瞬たりとも無かったか?
- できてたこと、良かったこともある!それを思い返してみよう!
レッテル貼り
歪んだ認知に基づいて「自分という人間はこうだ」と固定化して考えてしまうこと
例:「自分はうまく人と関われない人間だ」
- すべての人に対してそうなのか?相手によっても、あるいはその時々によって変わるのではないか?
- 常に変化している!昔と今とでは違う。次は違う結果になるかもしれない!
すべき思考
◯◯するべきだと決めつけてしまうこと
例:「うまく話すべき」「緊張するべきではない」
- 黙っていても良い。緊張したままでも良い。その緊張も変わる。うまく話せなくても良い。
- うまくできなくてもいい。ありのままでいい。大丈夫、大丈夫。
ポジティブな考え方を繰り返し刷り込む
ネガティブな思考をぐるぐると考えてしまう時は、まずその思考に気づき、上で紹介したポジティブな考え方を思い出してみてください。
もちろん思考は今までの人生の中での色んな経験をもとに作り上げられてきたものなので、簡単に変えられるわけではありませんが、何度もポジティブな思考を刷り込んでいくことが重要です。
環境や生き方を考えてみるのも大事
また、思考を変えようとするだけではなく、実際の環境や生き方を考えるのも一つ。
僕は必要最低限の生活費、ミニマムライフコストを計算してかなり気がラクになったなぁと。これをやってからブログを中心にしてネットで稼いでいこうと思えました。それならガッツリ人と関わることもない。もちろん最初はアルバイトもしながらだと思いますが。
「自分の外側」と「自分の内側」両方を整える
また、一人でいる時の寂しさなどは瞑想などのおかげで前と比べるとかなり軽減されたので瞑想はオススメ。
結局、内向型の人は「一人でも生きていけて、そこそこ楽しめる」ようにするために、仕事や生活など「外側の環境」を整えつつ、瞑想したり良い考えを刷り込んだりして自分の感情や思考など「自分の内側」も整えるというのが大事な気がします。
すべての人が苦しみから解放され、幸せでありますように。